すこしながいはなし

SNSに書くには少し長い話

ダイソーの小学1年生用ドリルを解いてみた(2023年度版「ひらがなとカタカナ」編)

私、100均をうろつく趣味があります
自分が好きなものや必要なものがある棚をメインにたまに興味のない棚も見る。という巡り方をしております
先日、近くのダイソーをうろついてたまにはパズルでも解こうかと書籍系の棚を見ていたら、小学生用のドリルがあるのを発見
来年姪が小学校に上がるし、姪にドリルは買うけれど自分では解いていないのもどうかなーと思うし、ブログのネタになりそうだし、と小学校1年生用の「ひらがなとカタカナ」「かん字」「すう・りょう・ずけい 文しょうだい」を購入。せっかくなので40年ぶりくらいに小学校1年生用のドリルを解くことにしました

今回のドリル

見てみよう

そして今回解いたのは ダイソー 「小学生のドリル3(正確にはまるに3) ひらがなとカタカナ 1年」です
小学生のドリル3 ひらがなとカタカナ1年jp.daisonet.com

まずは書き込む前に内容を見てみましょう。なお、このシリーズはすべてA5サイズとなっております
目次は撮影しませんでしたが、鉛筆に慣れる練習から始まり、読み→五十音順→濁音・半濁音→拗音・促音→長音の順に進みます。ひらがなカタカナそれぞれ終了すると15分のテストが5回付いてきます

・読みの練習。ドリルではあまり掲載されないイメージですが大事なこと


・書く練習。練習する字にフォーカスしている


・濁音・半濁音のページ。これだけは1ページ分しか確保されていない


・テスト。確かに初学者にはつまづきそうな問題である


・テストの解答(一部・解答部分は伏せた)。保護者向けのアドバイスがあるので、保護者が採点する前提である

升目を測ったところ20mm。一般的な学習用ノートにおける10マス相応となります
学習帳(こくご、10マス、40枚)jp.daisonet.com
(参考:ダイソー 「学習帳(こくご、10マス、40枚)」)
小学校1年生が実際に練習するドリルとして実践的な大きさであります
ドリルの内容は字の練習と当該単元ででた字を使用する単語の穴埋め。前述のとおりA5サイズのため、練習量の確保は難しいです

やってみよう

ものを見てどうこう言うだけではブログのネタにはなりませんなー
と言うわけで3日かけて実際にやってみました


・ひらがなを書く。どうにもバランスが良くない

・カタカナを書く。ひらがなよりはまだましだが、筆圧の強さが目立つ

まずダイソーの平綴じの書き込みタイプの冊子全般に言えることですが、紙面が荒くて消しゴムで軽く消しにくいです。私は手持ちのシャープペンシルのHB芯で書いておりますが、もともと筆圧が強いこともあり丁寧には消せないです。ここは2Bより柔らかい鉛筆で、弱い力でよく消える消しゴムの用意は必須です
ドリル内には筆順もあり初学者の配慮はありますが、間違いやすい字を並べて演習させる項目はありません。学校のテスト対策には向いてないように思います。もっと言うと、とめ・はらいのアドバイスはあるものの、字形バランスのアドバイスがありません。その点も入れてもらえると申し分がないので、大変もったいないです。
あえて言うこともないかと思いますが、テストの解答ページは切り離しが出来ないので、カンニングを防止したいとなればハサミで事前に切り離す必要があります

おもったことをいおう

税抜き100円のドリルですので、あまり多くを求めてはおりませんでしたが「予想よりはずっとしっかりしたドリルである」という感想です
小学校入学前に字の練習はあまりしなかったお子さんが、ドリルという形式に慣れる。という点においては申し分ないように思いました。ただし、事前に紙で鉛筆で書きなれている前提ではあります
あるいはある程度学習が進んだ段階で、どこまできちんと書けているかを保護者が把握するという使い方としては有効だと考えました
その反面演習量は決して多くないため、かな書きを定着させたいなら、これ以外の練習(宿題含む)で補うことが必要です


次回は「かん字」編となります
nagabanashi.hateblo.jp